金沢駅前に週3営業1日50杯限定「鯛塩ラーメン」、和食料理人が出汁にこだわり

店主の中川高洋さん

店主の中川高洋さん

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 金沢駅前に5月31日、「麺 路地裏」(金沢市堀川町、TEL 076-255-0028)がオープンした。

【VRで読む】金沢駅前にオープンしたラーメン店「麺 路地裏」

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 行列の絶えないみそ系人気ラーメン店「大河」(同町)の系列店として、金沢駅からほど近くの路地裏に構える同店はカウンター8席を設ける。「ダシにこだわる和食料理人が本気で作るラーメン」をテーマに、繊細な味わいのダシを好む大人世代や女性らをターゲットに据える。

 山形県出身で実家が中華料理店、自身もラーメン好きという店主の中川高洋さん。和食料理人として京都、北海道、金沢で13年の経験を積み「和食の魅力を伝えたい。ラーメンを単なる商品ではなく、和の料理として提供したい」との思いで、技をダシに込める。

 丁寧に掃除した鯛のアラと北海道産の天然羅臼(らうす)昆布を使い、手間を惜しまず仕込むため1日に提供できるのは50杯程度。ダシがなくなり次第営業終了となる。素材は全て国産で、ダシを引き立たせるためラーメン店でトッピングと呼ばれる「あしらい」にも化学調味料や保存料、食品添加物を一切使わない。

 メニューは、能登の塩で調味する「純 真鯛しお麺」(1,200円)と、しっとりと仕上げた鶏チャーシューと昆布と塩のみで味付けする「懐石玉子」を別添えする「同」(1,600円)のみ。替え玉と追加の鯛ダシは各150円。追加のあしらいとして、鶏チャーシュー(3枚、300円)、懐石玉子(150円)、無添加の梅干し(200円)、丁寧に炙(あぶ)ったのり(3枚、100円)などを用意する。中川さんは「和食の料理人が作るラーメンはこんな感じと味わってもらえれば。夏に向けて冷やし麺や旬の具材を使った麺料理も開発したい」と話す。

 営業18時~22時(ダシがなくなり次第終了)。日曜~水曜定休。

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