金沢市中央卸売市場通りに、コンセプトの異なる新店2軒が相次いでオープンした。いずれも経営は、同市場の「金沢牛タン食堂」など市内を中心に飲食店を手掛ける「天とてん」(金沢市西念)。
【VRで読む】中央卸売市場にオープンした「どとーんと日本海」と「金沢肉劇場」
新店は、すし定食と魚料理の「漁師寿司(すし)食堂 どと~んと日本海」(同、TEL 076-255-1066、5月18日オープン)と、昼は肉丼とトンカツ定食、夜は焼き肉を提供する「金沢肉劇場」(同、TEL 076-213-5353、同30日オープン)。同社店舗開発本部長の司辻慶充さんは「2年ほど前から観光客の出入りも増え、市場の人の流れが変わってきた。幅広い層の人に日常使いしてもらいたい」と話す。
「漁師寿司食堂 どと~んと日本海」はカウンター7席を含む25席を設け、地元客と観光客など幅広い層の利用を見込む。客単価は、昼=約850円・夜=2,000円~3,000円程度。人気筋は、本マグロ・中トロ・上白身・ノドグロなどすし10貫のほか、ネギトロののっけ盛り、天ぷらとみそ汁が付く「上寿司10貫のっけ盛りセット」(1,600円)、カニみそサラダのほかサーモン・白身・本マグロなどすし8貫の「レディースセット」(950円)。
「金沢肉劇場」はカウンター6席を含む24席を設け、ガッツリと肉を食べたい地元の会社員など男性客の利用が多いという。ランチにはボリューム満点の肉丼とトンカツ定食、夜は独自のルートで仕入れる高品質の肉を大き目にカットした焼き肉を割安で提供する。ランチの人気筋は、「肉劇場ステーキ丼」(1,000円)と「三元豚のトンカツとヒレカツ定食」(950円)など。
営業時間は両店とも、11時~14時30分(土曜・日曜・祝日は15時まで)、17時~21時30分。定休日は、「どと~んと日本海」=水曜、「金沢肉劇場」=火曜。