金沢の近江町市場の近くに12月20日、ホステル「エンブレムステイ金沢」(金沢市尾張町、TEL 076-222-7333)がオープンした。
【パノラマVR】金沢・尾張町にオープンしたホステル「エンブレムステイ金沢」
運営するのは「エンブレムホテル」(東京都港区)。同社社長の入江洋介さんをはじめとするスタッフは、旅先での出会いによってそれぞれ世界が広がった経験を持つことから、「人と人とのつながりを軸に面白いホテルを作り、地域社会に貢献すること」を掲げて、地域交流型の宿泊施設を展開している。「エンブレムステイ金沢」は、「エンブレムホステル西新井」(足立区)に続く2号店。
建物は5階建ての元美容専門学校の校舎をリノベーション。客室はドミトリー、ツイン、ダブル、トリプルなど50室。ジェットバス付きのスイートルームやお茶会などを催せる和室も設ける。1階には約30席のバーを設け、バー、ランチ営業に加えて、宿泊者向けの朝食も提供。5階にはレンタルキッチンを備えて、宿泊者だけでなく地域の人々にも開放する。
入江さんは「メインターゲットは10代から20代のミレニアル世代。ホステルのようなアットホームな雰囲気とホテルのような快適性や質の高いサービスを両立させる。近江町市場、金沢城公園、ひがし茶屋街など観光スポットまで徒歩圏内なので、金沢旅の拠点にしていただけたら」と話す。「金沢の魅力の一つである『食』を通じて、宿泊者のみならず地域の方々ともつながるためにレンタルキッチンを備えた。イベントや料理教室などさまざまな形で地元の方にも利用してもらえたら」とも。
チェックインは15時~24時。チェックアウトは10時30分。宿泊料金は1室2人=5,600円~。