金沢の春日神社(金沢市増泉2)で12月9日、「鷹フライト撮影会in春日神社」が開催される。主催はボランティアグループ「金沢Hawkwing」。
市内小学生の「わざわざ見に行かなくても近所でオオタカが見られる。友達にも見せてあげたい」という言葉から、金沢市内で育ったオオタカを学校や身近な場所で見てもらおうと結成された地域密着型の同団体。地域の催しや神社、高齢者施設等に赴き、訪問先の広さに応じたショーを行っている。来年には団体結成のきっかけとなった小学生の学校への訪問を検討しているという。
今年の10月に同会場で開催された秋季例祭の本祭で「鷹匠(たかじょう)安全祈願祭」を行った。社殿内にタカが並んでご祈願するのは、日本国内でも珍しいという。ご祈願後は境内で千本鳥居くぐり抜けなどのフライトと写真撮影、希望者には鷹匠体験を行った。平日開催だったことから「休日にフライト撮影会をしないのか」という声が上がったため、同イベントの企画に至った。
当日はイベント参加者に納得のいく写真を撮影してもらうため、リクエストに応じながらフライトを行う予定。主催する同団体の塩本良美さんは「撮影会は今回が初開催のため、参加者に教えていただきながら開催できれば」と話す。
塩本さんは「同イベントをきっかけに金沢で頑張っているタカたちのことを知ってほしい」と話す。「会場はにし茶屋街から歩いて10分程度なので、近所の人はもちろん、観光客にも観光の合間に立ち寄っていただきたい。タカを至近距離で撮影し、思い出の一ページに加えていただだけたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~12時。詳細はフェイスブックページで確認できる。