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金沢の中心部で「金澤町家シネマ」初上映会 発展途上国の子どもに映画届ける

金沢の中心部で「金澤町家シネマ」初上映会 発展途上国の子どもに映画届ける

会場となる学生のまち市民交流館

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 金沢市の中心部にある「金沢学生のまち市民交流館」(片町2)で12月10日、映画上映会「金澤町家シネマ」が初開催される。

「移動映画館配達事業」で映画を楽しむカンボジアの子どもたち

 主催はNPO法人「World Theater Project」の北陸支部。映画に関連したイベントを開き、その収益でカンボジアを中心に発展途上国の電気のない地域へ上映機材を運んで子どもたちに映画を届ける「移動映画館配達事業」を行っている。

 今回、北陸支部としては初となる映画上映会を開き、収益で映画を1人見るごとに途上国の子ども1人が映画を見ることができる取り組みを行う。会場の「金沢学生のまち市民交流館」は1916(大正5)年に建築された町家を改修しており、土蔵をリノベーションした空間で映画を上映する。

 世界規模の社会問題に焦点を当てる作品が多い映画配給会社「ユナイテッドピープル」(福岡県福岡市)のドキュメンタリームービーをメインで上映していく予定。北陸支部代表の金原竜生さんは「同社の作品が北陸地区で上映されることは今までほとんどなく、社会貢献系の学生団体や一般社団法人も多い金沢で社会問題を扱う映画を見る機会が少ないということは、もったいないと感じた。社会課題に興味がある高校生や社会貢献分野で活動する大学生、社会人の方には特に、映画を通じて課題の認知や、より広い知識を身に付けてもらいたい」と話す。

 今回上映するのは、2014年に米国で製作された「ポバティー・インク~あなたの寄付の不都合な真実~」。日本では2015年より12月を「寄付月間」と定めており、金原さんは「寄付に関するイベントが多いこの時期に、改めて寄付に対して考える機会があっても良いと思い、寄付の現状を伝えるこの作品を選んだ」と話す。今後は月1回のペースで上映を行う予定で、次回は1月27日に食料廃棄問題を描いた「0円キッチン」を上映し、1人当たりの廃棄量は世界トップクラスともいわれる日本でどのような工夫ができるかを考える。

 金原さんは「スクリーンを通して、私たちと途上国の子どもたちがつながる、そんな仕組みを作りたくて今回の上映に踏み切った。単なる寄付でなく、体験を共有することで他の国のことを身近に感じてもらえると信じている。映画を定期的に上映し、鑑賞代もできるだけ安く設定することで、読書のように映画鑑賞が習慣化され、町家で映画を見るという非日常体験で新たな地域の交流も生まれていけばうれしい」と話す。

 開催時間は昼の部=12時30分~15時、夜の部=16時30分~19時。各回定員15人。参加費は1,000円。参加申し込みは7日までホームページで受け付ける。

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