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金沢・東山に町家のカフェ&バル 加賀棒茶と和菓子・加賀野菜添えカレーなど

「カフェ&バル くわじま」外観

「カフェ&バル くわじま」外観

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 金沢のひがし茶屋街の近くに「金沢ひがしやま カフェ&バル くわじま」(金沢市東山)がオープンして1カ月半がたった。

【パノラマVR】ひがし茶屋街の近くにオープンした「カフェ&バル くわじま」

 金沢市の「こまちなみ保存建造物」「歴史的風致形成建造物」の登録を受けた、昭和初期の町家を改装した同店。店主の桑島雄三さんは高校卒業後、東京で食品の宅配などを手掛ける会社に勤めていたが、祖母が住んでいた町家がしばらくすいていたことから、この場所を活用して何かできないかと考え、これまでの経験を生かしてカフェを開業することにしたという。

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 店舗は大工や庭師など職人たちの匠(たくみ)の技により、昔ながらの趣を残した心地よい空間に再生。ふすまや障子には、祖母の時代から使っていたという、すだれをはめ込んだ「簾戸(すど)」を用い、風通しをよくしている。坪庭に面した10畳の部屋を中心にテーブル席を設け、一角には60~70年代の漫画もそろえる。

 メニューは、群馬県高崎市の「トングコーヒー」の豆を使った香り高い「コーヒー」(500円)、「加賀棒茶と和菓子セット」(700円)、「黒酢蜂蜜ドリンク」(600円)などドリンクに加えて、国産の米を配合した飼料で育った秋田産の「こめ豚」を使った「こめ豚のキーマカレー(加賀野菜添え)」(1,000円)、能登大納言小豆を使った「冷やしぜんざい」(500円)なども用意する。

 客層は地元の人と観光客が多く、外国人も少なくないという。桑島さんは「地元の方は『おばあちゃんの家みたいで落ち着く』、観光客からは『金沢らしい家を見ることができてうれしい』など、楽しんでいただいているようだ」と話す。「会話を楽しみにしている人が多い」ともいい、得意の似顔絵を描きながらコミュニケーションすることもあるという。「お茶を飲んだり、漫画を読んだり、おしゃべりをしたり、ゆっくり過ごしていただければ」と来店を呼び掛ける。

 土曜・日曜のみ営業。営業時間は10時~18時。

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