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金沢・東山に豆の甘味店 風味楽しめる「豆かん」「シフォンケーキ」など

看板メニュー「黒豆かん」

看板メニュー「黒豆かん」

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 金沢・東山に6月10日、豆の甘味店「豆月(まめづき)」(金沢市東山、TEL 076-256-0465)がオープンした。

豆の甘味店「豆月」の豆スイーツ

 店主の北出美由紀さんは、夫の健展(たけのぶ)さんと共に神奈川県大磯町に住んでいたが、より快適に暮らせる拠点を持とうと、各地の物件を検討。その中で金沢の町家に出会い、昨年春移住し、開業に向けて準備してきた。

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 美由紀さんは神奈川にいたころから、「まめやmi」という屋号で地元の朝市などに出店していたが、実店舗を構えるのは今回が初めて。新店舗は、一級建築士の健展さんが改修を手掛けた築80年の町家の1階。内庭から光と風が程よく入りこむ店内に座敷席10席を設ける。

 豆の甘味を作り始めたきっかけは、北海道で暮らしていた美由紀さんの祖母が作ってくれた堅く歯応えのある「黒豆煮」のおいしさを再現しようと思ったことだという。豆月では、そんな祖母譲りの製法で丁寧に炊き上げた豆のスイーツを提供する。

 看板メニューの「黒豆かん」(600円)は、北海道産の黒豆に黒豆を煮詰めたシロップをかけたもので、「豆本来の風味が楽しめる」と好評だという。このほか金沢の豆腐店の絹ごし豆腐を使ってしっとりと仕上げた「とうふシフォンいちじく入り」(400円)、4種類の豆と冷たい白玉の「冷製4色福豆白玉しるこ」(700円)なども用意する。

 美由紀さんは「心を込めて作る甘味を通して、豆のおいしさを伝えられれば」と来店を呼び掛ける。「金沢のゆったりとした空気の中で気持ちよく過ごしている。移住の魅力も伝えていきたい」とも。

 営業時間は11時~18時。火曜~木曜・日曜定休。