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野々市のカフェレストランが刷新 席を移動しながら食事、親子をターゲットに

「ママとキッズのためのテーマパークカフェ」としてリニューアル

「ママとキッズのためのテーマパークカフェ」としてリニューアル

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 野々市のカフェレストラン「ボタニカルデッキ」(野々市市粟田6、TEL 076-220-6682)が7月14日、リニューアルオープンした。

【パノラマVR】野々市にリニューアルオープンした「ボタニカルデッキ」

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 2015年5月にオープンした同店は「植物園」をテーマに、グリーンプロデュースに力を入れたリゾート感あふれる空間として話題を呼んでいたが、内装やメニューを大幅に変えて再スタートに踏み切った。店舗面積は約191坪、約110席の客席と個室6部屋を設ける。

 今回のリニューアルで軸に据えたのは「ママとキッズのためのテーマパークカフェ」。通常のレストランのように席に案内され、注文するのではなく、フードカウンターで料理を購入した後、店内に置かれたハンモック席やラグ席の空席を自由に移動するスタイルで食事をする。運営する「SU‐BEE」(新庄5)の吉田知奈さんは、「国内でも聞いたことがない、飲食店の想像を超えた新たな取り組みだと思う。遊園地で乗り物に乗り換えるように、お席を自由に替えながら、お気に入りの場所を見付けてほしい」と話す。

 料理は「ミックス&マッチ」をテーマにさまざまな国の料理や文化を融合し、ランチボックススタイルで提供する。中でも「お薦め」は「NYチキンオーバーライス」(1,020円)。ニューヨークにあるチキンオーバーライス専門店の味を再現したという。ロコモコ丼に子ども向けに味付けをしたオリジナルミートソースをかけた「キッズボックス」(700円)も人気。店舗前にはクレープを販売するフードトラックを常時設置。生地から手作りする7種類のクレープ(500円)のみの利用もできる。

 吉田さんは「前店でも来店客のほとんどがお子さま連れや主婦の方だったが、『子どもは入店できますか』という問い合わせを多く頂いた。お母さんと子どもたちがお互いに遠慮したり、妥協したりすることなく、どちらも楽しめる新しいスタイルを提案したい。静かにゆっくりできる個室も用意しているので、おひとりさまやカップルも気軽に来店してもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~21時。

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