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金沢産スイカのご当地サイダー 能登の揚げ浜塩で深みと甘みのある味わいに

金沢産スイカを使ったご当地サイダー「すいか姫」

金沢産スイカを使ったご当地サイダー「すいか姫」

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 商品企画や観光活性化事業などを手掛ける「Ante(アンテ)」(加賀市、TEL 0761-74-8002)が3月4日、金沢産スイカを使ったご当地サイダー「金沢砂丘サイダー すいか姫」を発売する。

金沢砂丘サイダー すいか姫

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 同社ではこれまでもご当地サイダー「柚子(ゆず)小町」「加賀棒茶サイダー」や県産激辛唐辛子を使った「剣崎なんばギョーザ」など、地物食材を使った企画商品を成功させてきた。14件目となる同商品は、市認定の金沢産スイカ「金沢そだち」のブランド力を高めるため、JA金沢の提案を受け開発を進めたもの。「金沢の自然と農家の情熱が詰まった甘く爽やかなサイダー」を目指す。

 「スイカという食材は果物として香りや味のインパクトが弱く、果汁だけでの商品化は難しかった。『スイカに塩をかけると甘味が増す』に倣い、ミネラル分が豊富でまろやかな味わいが特長の能登の揚げ浜塩を掛け合わせた」と同社長の中巳出理(なかみでり)さん。「深みと甘みを際立たせながら癖のない味わいに仕上げた」とも。色目の美しさと爽やかな甘味で、幅広い層をターゲットに特に女性客の需要を見込む。

 「地サイダーは5万本売れればヒットといわれるが、今回は10万本が目標」と中巳出さん。販路はこれまでの実績をベースに新規開拓も目指す。3月4日にJAの金沢本店(松寺町)・野田店(野田町)で販売を開始。先行して3月1日には県のアンテナショップ「かがやきや本店」(香林坊)で試飲・販売会を予定する。中巳出理さんは「スイカ生産者の皆さんの熱い思いを感じ、何としてもメガヒットさせたい」と意気込む。

 340ミリリットル入りで、価格は216円。

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