金沢21世紀美術館館長の秋元雄史さんの退任に当たり3月22日、同館のカフェレストラン「Fusion21」(金沢市広坂)でお別れの集いが開催される。
初代館長・蓑豊さんの後任として、2007年から2代目館長を務めてきた秋元さん。伝統と現代性を併せ持った工芸の世界を紹介する「工芸未来派」や現代的表現の書道を紹介する「柿沼康二 書の道 “ぱーっ”」など自ら企画を手掛けたほか、町中でも展覧会を開催するなど、魅力ある美術館づくりに貢献してきたが、3月末をもって退任する。
退任に当たり、市民有志の主催で「感謝の集い」と「激励の集い」を開催する。「感謝の集い」は、秋元さんに1人ずつ感謝の気持ちを伝える握手会・記念撮影会。開催時間は17時30分~18時30分。入場無料。予約不要。ただし、10人以上の団体の場合は事前に連絡が必要。
「激励の集い」は、秋元さんへ感謝を伝えるとともに、労をねぎらい、今後の活躍を願う会。開催時間は18時45分~20時。会費4,000円(飲食代)。定員80人。3月17日までに事前申し込みが必要。
窓口となるノエチカ(下本多町、TEL 076-223-3580)の高山健太郎さんは「21世紀美術館の顔として、10年にわたって尽力されてきた。市民やリピーターの皆さんは、それぞれ感謝の気持ちがあるのではないかと思う。今回はどなたでも参加できるので、お子さんからご年配の方まで気軽に来ていただけたら」と呼び掛ける。
申し込み・問い合わせは、ノエチカまで。