金沢発のエレクトロニックアートの祭典「eAT 2017 in KANAZAWA」が1月27日・28日の2日間、金沢市内の会場で開催される。
1997年にスタートし、今年で21回目を数える「eAT」。今回は、CMなどを手掛けるコピーライターの小西利行さんをプロデューサーに迎え、「会いにキテレツ。見にキテレツ。」をタイトルに、面白いものが生まれた瞬間やそれらを作り出したクリエーターたちの視点や考え方などを伝える。
1日目は、金沢市アートホール(金沢市本町)で、映像とクリエーティブの分野で活躍したクリエーターの基調講演を行う。2日目は、アートや映像、音楽などの第一線で活躍するクリエーターたちによる「スーパートーク」の後、湯涌温泉の旅館「かなや」(湯涌町)に場所を移して、参加者らと膝を交えて語り合える交流プログラム「夜塾」を行う。
スーパートークには、リオオリンピック閉会式のフラッグ・ハンドオーバー・セレモニーの制作を手掛けた菅野薫さんと児玉裕一さん、国内外で活躍する音楽家の渋谷慶一郎さん、起業家支援を行う孫泰蔵さん、数々のテレビ番組を手掛ける放送作家の倉本美津留さんなどが登壇する。
eAT開催委員会の担当者は「このイベントならではの夜塾では、より近い距離でクリエーターや参加者の皆さんと交流できる。仕事や日々の生活に役立つ話が聞けると思うので、クリエーティブな仕事に関わっている方だけでなく、幅広い方に気軽に参加してもらえたら」と呼び掛ける。
料金は、基調講演=無料、スーパートーク=一般2,500円、学生1,000円、スーパートーク・夜塾セット=同2万5,000円、同2万円。いずれも公式サイトから事前申し込みが必要。