金沢21世紀美術館近くの「金澤ななほしカレー」(金沢市広坂1、TEL 076-232-5707)で7月11日、新メニューの発表会が行われた。
油や小麦粉、砂糖などをほとんど使わず、食材にもこだわった「金沢らしいカレー」を提供する同店。夏限定の「きまぐれカレー」として発表したのは2種類の「冷製カレー」。「かぼちゃとココナツミルクベースのチキンカレー いんげん添え」は野菜の甘みが溶けこんだルーにインゲンの彩りが映える。「たっぷりトマトベースの海老カレー オクラ添え」はトマトの爽やかな酸味が特徴で、エビやオクラの味がアクセントになっている。
カレー2種とトッピング2種を選べる「金澤ななほしカレーセット」(1,000円~)を注文し、強力に冷やした2種類のルーを温かい米の両側にかける「W冷製」が「お勧め」の食べ方だという。
夏に向けて新メニューの試作をしていた店主の西橋俊光さんが、たまたま冷めた状態のものを食べたところ意外とおいしく、「油などを使わないからこそ、冷やしてもおいしいカレーが作れるのでは」とメニュー化に踏み切ったという。
新トッピングとして「スパイシーパンチ」も発表。「もっと辛さやパンチが欲しい」という客の要望にも応えるかたちで開発した。ナッツやフライドオニオン、ニンニクなど20種類以上のスパイスが入っている。「毛穴の開くような爽快感のある辛さと、辛さだけでないうま味やこくも味わえる。味の変化も楽しんでもらいたい」と西橋さん。
15日からメニューに登場する。営業時間は11時~19時30分。月曜定休。