いしかわ四高記念公園（金沢市広坂）で5月25日、ベルギービールの祭典「ベルギービールウィークエンド金沢2016」が始まった。

【パノラマVR】金沢に初上陸した「ベルギービールウィークエンド」の様子

　1500種類以上のビールが造られるビール王国・ベルギーの首都・ブリュッセルで毎年9月に行われる「ベルギービールウィークエンド」。日本では2010年に東京で初開催されて以来、各地で行われ、日本・ベルギー友好150周年、金沢市とベルギー・ゲント市との姉妹都市45周年に当たる今年、北陸初開催が実現した。

　ビールは、定番の「ピルスナー」、醸造所を持つ修道院だけで造られる「トラピスト・ビール」、フルーティでスパイシーな「ホワイト・ビール」、果物を使った「フルーツ・ビール」、美しい黄金色の「ゴールデン・エール」など11タイプ87種類を用意。会場では、各タイプを11の色に分けて表示し、好みに合わせて選びやすいよう工夫する。

　ビールに合うフードとして、馬てい形の「グリルソーセージ」、ミートボールのトマト煮「ブーレット」、フライドポテト「フリッツ」などベルギーの伝統料理に加えて、ブリュッセル風の「ベルギーワッフル」、チョコレートアイスクリーム「ベルジャンアイス」などのデザートも提供する。

　ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル日本支局長のダミアンさんは「苦みが利いた本格派から果物を使った飲みやすいタイプまで多彩にそろっているので、色分けなどを参考にお気に入りを見つけてもらえたら」と話す。「ベルギーミュージシャンによるステージなどベルギーの雰囲気も味わってもらいたい」とも。

　開催時間は、25～27日＝16時～22時、28日＝11時～22時、29日＝11時～21時。会場は入場無料だが、ビールとフードの購入には飲食用コインが必要。料金は、オリジナルグラスとコイン11枚のスターターセット＝3,100円、追加コイン5枚＝1,050円。今月29日まで。