金沢の古美術品店「石黒商店」(金沢市十間町 TEL 076-231-5114)で5月19日、「金沢盃と酒器展」が始まった。
今年で創業110年を迎える老舗で、現代美術工芸品のセレクトショップも展開している同店。
会場では、金沢漆芸会の作家らが蒔絵(まきえ)を施した金沢盃が並ぶほか、「椿手盃」をはじめとする江戸初期から近代までの酒器、野口健(乾漆)、百瀬玲亜(乾漆)、森本良信(備前)、山本浩二(加賀聖釉)、山本秀平(九谷赤絵細描)、山脇千尋(蒔絵)など現代作家の作品を展示販売する。
天目釉を使った作品で注目を集める工芸作家・東川和正(うのかわかずまさ)さんの作品展、金沢の茶道家・馬場宗球さんのお手前による「和紅茶」の茶会も同時開催する。茶会は、1席目=5月20日15時、2席目=5月21日17時。参加費1,000円。定員は各席先着6人(要予約)。
開催時間は10時~17時。5月22日まで。