金沢近郊の松任総合運動公園(白山市倉光)の芝生広場で8月23日、「KARA旨グランプリ」が開催される。
「辛くて旨い=辛旨(からうま)」グルメが一堂に会し、その頂点を決める同イベント。2012年から京都(向日市)で開催されている「KARA-1グランプリ」を手本に、昨年8月に初開催され今年で2回目。「サマーフェスティバルHAKUSAN 2015」の一環として会場を設ける。
昨年は1万人を超える来場者が訪れ、ゴールドグランプリに輝いた「ラーメンとんとん」(金沢市南森本町)の「金沢担々麺」は、今年3月に京都で開かれた「KARA-1グランプリ」で全国の人気店を抑え優勝した。
今年は石川・福井・富山の北陸を中心に京都・滋賀など他府県からも参加し、昨年より2店増の33店が出店。チケットは1セット(1,000円)で食事券3枚とソフトドリンク1本、投票用紙1枚、ハズレ無しの抽選券が付く。チケットを購入しない場合でも、一律300円で辛旨グルメを気軽に楽しめるという。当日は15時に投票を締め切り、優勝店には「KARA-1グランプリ」への参加資格が与えられる。
出品メニューは、白山市の激辛とうがらし「剣崎なんば」を使った「白山レッド餃子」(炭火焼鳥&海鮮厨房 かちどき・石川県)、「至福の激辛ガパオごはん」(ジャークジャイタイフードセンター・同)、滋賀の弥平とうがらしと近江みそを使用したホイコーローをクレープの皮で巻いた「近江まきまき」(せごどん・滋賀県)、黒部名水ポークを使用した「激辛黒部名水やきそば」(丸楽麺家・富山県)など。投票対象外のゲスト参加として、昨年優勝した地元・石川の「金沢担々麺」(ラーメンとんとん)や京都から「京都担々麺」(麒麟園)などの人気店も並ぶ。
同イベント実行委員会の池田亮さんは「どのメニューも通常の3分の1の量と少な目なので、1人3種類くらいは食べてもらえると思う。イベントを通して参加店を知ってもらい売り上げにも貢献できれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。