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ひがし茶屋街に伝統工芸ギャラリー「金澤しつらえ」-アクセサリー販売やカフェも

調度品がぜいたくな空間を演出する「特別室 青竹土壁の間」

調度品がぜいたくな空間を演出する「特別室 青竹土壁の間」

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 金沢・ひがし茶屋街に12月18日、伝統工芸ギャラリー「金澤東山しつらえ」(金沢市東山1、TEL 076-251-8899)がオープンした。

「金澤しつらえ」のギャラリー内をパノラマで見る

 運営するのは、金箔(きんぱく)製品の開発、製造、販売を手掛ける「箔一」(金沢市森戸)の関連会社「箔一プランニング」。箔一の創業者で会長を務める浅野邦子さんが、昨年3月まで料理店「蛍屋」として利用されていた建物を個人で取得し、伝統工芸品が並ぶギャラリーに改装した。

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 同ギャラリーは、「ガラスケースにいれない美術館」をテーマに6つの部屋から構成される。伝統工芸品製造者の中でも高度な技術・技法を持つと認定された「伝統工芸士」の作品が並ぶ「匠(たくみ)の間」。輪島塗の職人が作り上げた作品でしつらえた「漆の間」。2階中央には、金箔が施されたガラスのつり橋が架かり、その先には浅野さん所有の調度品がぜいたくな空間を演出する「特別室 青竹土壁の間」。金箔びょうぶを背に漆黒の舞台が配置された「しつらえの間」では、四季折々の展示が楽しめるほか、芸妓(げいこ)による踊りなど文化催事を開催するという。

 「蔵 KUNIKOセレクション」では、浅野さんが厳選した作家による彫金・漆・琥珀(こはく)などで作られた、一点物のオリジナルアクセサリーの展示販売を行う。2階の「茶房 やなぎ庵(あん)」では、ひがし茶屋街の象徴である柳を眺めながら、大樋焼の器で提供される抹茶・コーヒー、上生菓子を楽しむことができる。

 「石川県の伝統文化を伝える格式のある場としたい。内装から展示品まで細部にまでこだわった。ぜいたくな空間をゆっくり味わってほしい」と浅野さん。「たくさんの方のおかげで40年間、箔一を続けてこられた。『金澤しつらえ』を通して、皆さんと金沢の地へ恩返しをしたい。自分へのご褒美でもある」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時。2月までは入館料800円で飲み物と菓子が付く。

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