吟醸酒優等賞に27蔵-金沢国税局の19酒造年度鑑評会で

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 金沢国税局の平成19酒造年度(平成19年7月1日~20年6月30日)酒類鑑評会がこのほど行われ、北陸3県の67製造者から出品された吟醸酒240点を審査した結果、優等賞に27製造者と製造責任者(杜氏など)29人が選ばれた。

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 県別では、石川県=11製造者(13人)、福井県=11製造者(11人)、富山県=5製造者(5人)。金沢国税局によると、今期は酒造最盛期の1月後半から2月にかけて寒冷な日が続いたのに加えて、品質の良好な原料米が豊富に入荷したことから、酒造りに適した環境が確保できたとしている。

 鑑評会に出品された吟醸酒は、いずれも芳醇な香りと膨らみのある上品な米の旨みを持ち、すっきりとした味わいの気品のある酒質だったとの講評があった。

 優等賞受賞の製造者と製造責任者(杜氏など)は次の通り。

【石川県】やちや酒造(加賀鶴)=外村一、御祖酒造(ほまれ)=横道俊昭、見砂酒造(朱鷺の里)=桐田光朗、加越(加賀ノ月)=渡辺利一、橋本酒造(大日盛)=前良平、東栄松商店(神泉)=吉田正、松浦酒造(獅子の里)=松浦文昭、數馬酒造(竹葉)=四家裕、清水酒造店(能登誉)=半崎征勝、菊姫(菊姫)=松元良治・森脇正城、車多酒造(天狗舞)=岡田謙治・中三郎。

 【福井県】黒龍酒造(黒龍)=畑山浩、田嶋酒造(福千歳)=武藤利夫、田辺酒造(越前岬)=鷹木美芳、舟木酒造(北の庄)=野尻和徳、三宅彦右衛門酒造(早瀬浦)=中倉正信、わかさ冨士(わかさ)=山岸昭治、一本義久保本店(一本義)=藤原悟、宇野酒造場(一乃谷)=南山幸男、源平酒造(源平)=藤原勝幸、南部酒造場(花垣)=日置大作、真名鶴酒造(真名鶴)=泉恵介。

 【富山県】清都酒造場(勝駒)=上島健一郎、高澤利朗(有磯 曙)=高澤龍一、三笑楽酒造(三笑楽)=山崎英博、立山酒造(銀嶺立山)=加藤智明、若鶴酒造(若鶴)=米山弘。

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