金沢近郊の26のギャラリーが連携するイベント「金沢アートスペースリンク2014」が8月1日、スタートした。
金沢アートグミで開かれている「全景・金沢アートシーン」の会場風景
伝統工芸から現代アートまで多様なジャンルのアートシーンが注目される金沢で、点在するギャラリーが協力し合い2012年から活動を開始。同イベントではギャラリー間の回遊性を高めながら、各ギャラリーの個性や趣向をアピールする。参加するギャラリーは初年度の11から今年は26に増え、ギャラリー「金沢アートグミ」(金沢市青草町、TEL 076-225-7780)が事務局を務める。
今回、初の試みとして「金沢アートグミ」を会場に行われるのが、同イベントの案内所的に機能する「全景・金沢アートシーン」。会場には、同イベントに参加する25ギャラリーのブースを設置し、各ギャラリーに出展する作家の作品やギャラリーの個性を紹介する。「まず、ここを訪れてから自分好みのギャラリーを見つけたり、スタンプラリーの景品内容などを確認したりしてもらえれば」と、同ギャラリースタッフの金谷亜祐美さん。
連携事業として、工芸・食・町並み・芸能など金沢独自の個性で織り成すイベント「金沢燈涼会(KANAZAWA TORYOE)」(8月7日~10日)、夏から秋にかけての週末に市内の17の文化施設が開館時間を延長しイベントを行う「金沢ナイトミュージアム2014夏秋編」(10月19日まで)も予定する。
今月31日まで。詳細は同イベントのサイトで確認できる。