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北陸新幹線開業まであと1年-金沢流「おもてなし」実現へ体験教室

会場には三味線や琴の体験コーナーが設けられる。写真は福嶋三弦店で行われている三味線弾き体験(金沢市提供)

会場には三味線や琴の体験コーナーが設けられる。写真は福嶋三弦店で行われている三味線弾き体験(金沢市提供)

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 北陸新幹線金沢開業を約1年後に控えた3月22日・23日、金沢駅もてなしドーム・地下イベント広場(金沢市木ノ新保町)でカウントダウン・イベントが開催される。市民一人一人が遠来客に地元の魅力を伝える金沢流の「おもてなし」を実現するため、あらためて歴史や伝統工芸・芸能を学ぶ機会を提供する。

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 企画の一つ目は、江戸時代の古い地図を見ながら武家屋敷が立ち並ぶ長町と寺院群のある東山を歩く「金沢古地図めぐりツアー」。観光ボランティアガイド「まいどさん」が案内役を務め、参加者に加賀百万石の歴史と街並みの移り変わりを説明する。

 2つ目は伝統工芸・伝統芸能体験教室。金箔貼(きんぱくはり)、加賀友禅、加賀象眼、和菓子作りなどの職人の仕事と、三味線、しの笛、琴などの芸能体験コーナーを同広場に設け、来場者に参加を呼び掛ける。

 3つ目は、今月22日に金沢都ホテル(此花町)で開催される「もてなし力向上フォーラム」で、北陸大学未来創造学部の長谷川孝徳教授が「金沢は、まちのすべてが宝物」と題して講演する。

 「金沢古地図めぐりツアー」は参加無料。長町と東山の2コースがあり、それぞれ1日1回実施。定員は各回20人。「もてなし力向上フォーラム」も入場無料。申し込みはどちらも3月14日必着で、北國新聞会館2階ケィ・シィ・エス内「北陸新幹線金沢開業1年前カウントダウン・イベント」係まで。

 伝統工芸体験は500円~800円の材料費が必要となる。伝統芸能体験は無料。いずれも事前申し込みは不要。

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