デザインの普及や発展に著しく貢献した個人や団体、企業を表彰する「平成19年度石川デザイン賞」に、地域プランナーの水野雅男さん、山岸製作所(金沢市小金町、TEL 076-252-5121)、サワヤ(駅西本町3、TEL 076-263-0654)が選ばれ、このほど石川県庁で谷本正憲知事と中島秀雄県デザインセンター理事長から賞状が贈られた。
水野さんは、醤油のまちで知られる金沢市大野町の「もろみ蔵」の再生をはじめ、住民、学生、職人らの参画による地域の活力を引き出す手法が、全国的にも高い評価を受けている。
山岸製作所は、木を使った内装・造作家具工事の分野で卓越した技術を持ち、旅館、オフィス、住宅などのインテリアデザインのほか、開発した照明スタンドがグッドデザイン賞にも選定されている。
サワヤは、廃棄処分される蛍光灯を独自技術でエコガラスにリサイクルし、食器や照明器具、サインなどの商品開発を行い、環境性とデザイン、機能性に優れた点が評価を受けた。
同賞は、賞品開発や広告、建築や都市景観、地域活性化など広範な分野で活用されるデザインの役割を、広く県民に理解してもらう目的から、石川県デザインセンターが制定した。
石川県デザインセンター山岸製作所サワヤ石川のグッドデザインを発信-県デザインセンターが商品選定(金沢経済新聞)石川の工芸品を東京で紹介-マーケット視点の商品づくり目指す(金沢経済新聞)