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金沢21世紀美術館で若者参加型プロジェクト展-能登の風習や産物アートで表現

能登の「間垣」を解説する島袋さん

能登の「間垣」を解説する島袋さん

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 金沢21世紀美術館(金沢市広坂、TEL 076-220-2800)で現在、「金沢若者夢チャレンジ・アートプログラム」の第7弾として、「島袋道浩:能登」が開催されている。

展示場風景

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 同館が教育普及活動として展開する同シリーズ、今回は石川・富山などから参加する18~39歳のメンバー25人が、アーティストの島袋道浩さんと共に能登を訪れ、現地の文化や風習に触れ合いながら作品制作を進めている。

 ベルリン在住の島袋さんは、世界中を旅しながら人間の生き方やコミュニケーションの在り方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品を制作するアーティスト。同プログラムで能登を旅の舞台として選んだことについて、「能登の珍味である『くちこ』がきっかけだった。土地特有の風習や産物に引かれ、『物づくり』を生活の糧とする人々の生活や文化に触れたかった」と話す。

 1年という長期間の同プログラムでは、前期(4月~9月)にメンバーが島袋さんと共に能登を訪れ、風や塩害から家を守るために造られる「間垣」を知り自ら制作するほか、「くちこ」の生産者が季節外に行う「鉄づくり」にも焦点を当て、調査を重ねた。後期(9月~3月)も調査と作品制作を進めていく。

 9月28日に公開された作品は、「くちこ」の生産者・森川仁久郎さんとの出会いから生まれた「くちこと鉄」をテーマとするインスタレーション作品や、メンバーと共に制作した間垣、能登の生活の一場面を独自の感性で切り取った映像作品など。

 島袋さんは「今回の展示内容は、能登の素材を使ったフルコース料理のよう。目で食べる『すしの盛り合わせ』のように、楽しんでもらえれば。能登―金沢―全国の人が出会える場をつくりたい」と話す。

 開場時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。休場日は、月曜(休日の場合は翌平日、2月10日は開場)、12月29日~1月1日。来年3月2日まで。

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