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「かなざわ女子店舗」オープン-石川の女性デザイナーが商品開発の過程展示

金沢市民芸術村で開催中の「かなざわ女子店舗」

金沢市民芸術村で開催中の「かなざわ女子店舗」

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 石川の女性グラフィックデザイナー8人が、これまでに手掛けた商品開発に関わる事例などをプレゼンテーションする企画展「かなざわ女子店舗」が9月20日、金沢市民芸術村アート工房(金沢市大和町1)で始まった。

石川の女性デザイナーが、商品開発やブランディングに関わる取り組みを展示

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 同展はブランディングや経営戦略、マーケティングに深く関わるデザイン業務の本質を来場者に楽しく伝えることが狙い。開催は2011年に続いて2回目で、デザイナーの自由な発想による「架空店舗」をテーマとした第1回に対し、今回は地元の企業と協力して、より現実的なデザイン提案や、実際に仕事として手掛けた事例を紹介する。

 会場は8つのスペースに区切られ、暮らしの節目を豊かに彩る和菓子の商品展開、世界農業遺産「能登の里山里海」をテーマにしたカードゲーム、地元の繊維企業の技術を生かした新しい商品など、デザインされた「モノ」とともに、その背景にある考え方や、実際に形になるまでのプロセスを展示する。

 同展の総合ディレクションを務める一二明子さんは、「展示会に向けた取り組みを通して、デザイナーは自分の考え方をプレゼンテーションすることの重要性を、協力してくれた企業はデザインの力を再認識できた」と充実した表情で話す。

 開催時間は10時~18時。入場無料。今月30日まで。28日はトークイベント(16時~、参加無料)を開き、出展者がそれぞれ作品解説を行う。

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