金沢・東山の民家に7月31日、パン&カフェ「金沢小町」(金沢市東山、TEL 076-200-7971)がオープンした。
以前、市内の洋菓子店で働いていた内藤和浩さんがオーナーを務める同店。観光地として知られる東茶屋街から徒歩圏にある住宅地の民家を改装し、店舗面積は約70平方メートル。カフェスペースにはカウンターを含め、16席を設ける。
店頭には、内藤さんがこだわる天然酵母と北海道産小麦粉を使った無添加の「食パン」(1本=660円・半分=330円)のほか、「黒糖くるみパン」(1本=860円)、「シナモンロール」(250円)、「豆パン」(150円)、「オレンジとクリームチーズ」(250円)、「胡麻しおパン」(150円)など、常時5~6種類が並ぶ。
カフェスペースでは、これらのパンを存分に楽しむための「パンのおともだち」(50~100円)として、発酵バター・自家製ジャム・韓国の塩・ドライトマトのオイル漬け・有機ハーブのスプレッド・あんこ・クリームチーズなど用意する。ケーキは日替わりで、「ブランデーフルーツケーキ」(300円)、「いちごショートケーキ」(450円)、「タルトオレンジ」(340円)など2~3種。ランチタイム(11時~14時)には、食パン・サラダ・野菜スープのセット(580円)のほか、「タイカレーにゅうめんセット」(630円)を提供する。
内藤さんと共に働くスタッフの2人の女性、松本さんは日本のアンティーク、越田さんはドイツのアンティーク好きとあって、彼女らが手掛けた店内のインテリアは懐かしさを感じる和洋折衷な雰囲気。自ら製作した家具もあるという。「今後はカフェスペースで古道具や雑貨の販売などもできれば」と口をそろえる。
営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。