
白山手取川ジオパークを有する石川県白山市と、世界遺産白川郷を有する岐阜県白川村を結ぶ「第1回白山・白川郷100kmウルトラマラソン」が今秋開催されることが決定した。白山市、白川村、白山林道振興協議会から成る実行委員会が2月7日に発表した。
開催予定日は9月29日で、白山市をスタートし、山岳観光道路「白山スーパー林道」を経て白川村でゴールする50キロの部と、白川村で折り返して白山市でゴールする100キロの部の2コースを予定している。標高差約1230メートルと、ウルトラマラソンとしては国内屈指の過酷なコースとなるが、ブナの原生林と7つの滝が織り成す白山スーパー林道のパノラマや、ユネスコの世界遺産に登録されている萩町合掌造り集落の景観を眺めながらの絶景ランが楽しめる。
大会のコーディネイトは、日本テレビ「24時間マラソン」の立ち上げに携わるとともに、全国各地でマラソンを活用した地域振興を手掛けている坂本雄次さん(ランナーズ・ウェルネス社長)が務める。
実行委員会によれば2県をまたいでのマラソンコースの設定は国内初。これまで白山と白山スーパー林道を共通資源と位置付けて親交を結んできた白山市と白川村だが、昨今のランニングブームで注目を集めているウルトラマラソンの開催により、環白山の新たな観光振興が期待される。
大会長を務める作田広昭白山市長は「北陸新幹線の金沢駅開業に向け、白山を全国にPRしたい」、副大会長の成原茂白川村長は「両市村の距離をより縮めるきっかけになれば」と話す。
参加対象は18歳以上の健康な男女で、3月に募集を開始し、2種目合わせて2000人のランナー確保を目指す。