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金沢「問屋まちスタジオ」で美術と工芸考える作品展-複合工芸展の一環で

漆芸作家・青木千絵さんの作品「BODY09-1」

漆芸作家・青木千絵さんの作品「BODY09-1」

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 金沢の「問屋まちスタジオ」(金沢市問屋町)で現在、8人の作家による作品展「空白の思索~或る『まなざし』の試作」が開催されている。

「問屋まちスタジオ」で開催されている作品展「空白の思索」の会場風景

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 同展は金沢市と近郊の11ギャラリーが一斉に「工芸」をテーマとした展覧会を、独自の企画で開催する「工芸未来派サテライト」の一環。市内に点在するギャラリー巡ることで、金沢に根付く工芸・美術の魅力をPR、金沢21世紀美術館(広坂)で開催中の企画展「工芸未来派」と連動する。

 同展では、九谷焼・加賀友禅・漆芸などの伝統工芸と現代美術の作家が、それぞれコラボし個性的な空間を創り上げた。油絵と陶芸の作家2人がコラボし生活感のある1室をプロデュースした作品「クーラーのない部屋」には遊び心があふれる。同展のキュレーターを務める若山さんは「美術家と工芸家が対話をしながら創り上げた独特な空気感を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開場時間は12時~18時。月曜・火曜定休。8月31日まで。

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