社長から経営の神髄を学ぶ「金沢社長大学」が7月22日、金沢スカイホテル18階「トップ・オブ・カナザワ」(金沢市武蔵町)で開催される。
「『結果を出す人』はノートに何を書いているのか」などの著書で知られる作家・美崎栄一郎さんと県内企業社長との対談を通して、参加者が経営の神髄や独自のブランディングについて学ぶ同講座。第2回は、金箔(きんぱく)メーカー「箔一」(森戸)の浅野達也社長を迎える。全国の金箔生産量の98パーセント以上を占める金沢で、伝統工芸品の新たな分野を開拓し続けながら多岐にわたる分野への挑戦を続ける同社の経営戦略や2代目社長としての意気込みを、ナビゲーターを務める美崎さんがさまざまな角度で切り込む。
4月に行われた第1回の講座には、能登の老舗温泉旅館「加賀屋」の会長・小田禎彦さんを招き、会社員・経営者・クリエーター・OL・弁護士・学生など約40人が参加した。小田さんは自社の経営戦略について「『おもてなしの心得』とは、正確性と気持ちを込めること」などと話し、参加者からは「生の声を聞くことができ、大きな収穫があった」「一方的な講座形式と違い、美崎さんとの掛け合いが興味深かった」などの声が寄せられた。
「社長を知ることは会社を知り、仕事を知ること。会社の中心にいる社長から等身大の生の声を聞き出し、会社という組織を見つめ直すことで、ビジネスマンとしての自分の役割をより明確にできる場となれば」と話すのは、主催するエイチツーオー(安江町)の加茂谷慎治代表。今回は第2部として、美崎さんの著書「Facebookバカ」の出版記念で、フェイスブックの有効活用法を学ぶ「美崎栄一郎Facebookライブ」も予定する。
開催時間は、第1部=13時30分~15時、第2部=15時15分~16時45分。懇親会=17時30分~。参加費は5,000円(事前入金は4,500円)。美崎さんを交えた懇親会への参加は、別途4,000円。申し込みはエイチツーオーまで。