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金沢のしょうゆ蔵で「糀料理パーティー」-老舗料亭料理長がデモ

活動について発表する糀部の部員たち

活動について発表する糀部の部員たち

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 糀(こうじ)食品を使った料理を学びながら楽しむ女性の会「ヤマト糀部」が2月18日、金沢のしょうゆ蔵「ヤマト醤油味噌」(金沢市大野)で「糀料理パーティー」を開催し、約50人が参加した。地域密着の女性向けマーケティングプロモーションサポートを行う「ウーマンスタイル」(鞍月)の企画。

「ひしほ蔵」で開催された「糀料理パーティー」の様子

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 発酵食品の健康効果が注目され全国的に「塩糀」が話題となる中、石川県内に住む主婦10人で結成する同部では毎日の生活に糀を取り入れ、その魅力を口コミやブログ、フェイスブックなどで発信している。昨年11月の発足以来、部活動として、糀料理研究家の小紺有花さんをヘッドコーチに招き、糀を使った料理方法や健康への効果を学んできた。同部を置く同社でも、塩糀をはじめとする発酵食品の新たな商品開発や、調理方法の研究と普及に力を入れる。

 今回のパーティーは部員が自ら企画・運営。これまでに学んだメニューと部員が考えたアイデアメニューで参加者をもてなし、部活動で得た知識や経験を披露する「発表会」と位置付けた。会場には、「塩糀卵のサンドイッチ」「塩ハムオードブル」「玄米粉と全粒粉のチョコバナナケーキ」など全10品が並び、参加者は糀の魅力に触れながら料理を楽しんだ。

 同部の顧問を務める老舗料亭「つば甚」(寺町)料理長の川村浩司さんが行った、糀を使った「ノドグロの蒸しずし」の料理デモンストレーションでは、部員や参加者が熱心に見入った。

 部員の一人は「部活動に参加するまで塩糀について知らなかった。料理の幅が広がるだけでなく、糀の効果か手の荒れも改善した。毎日の生活でさらに使っていきたい」と話していた。

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