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金沢の酒蔵とフランス人シェフがコラボの日本酒、仏カルフールで販売開始

フランスのカルフールで販売する福光屋の純米大吟醸酒「Wa-Bi(わび)」

フランスのカルフールで販売する福光屋の純米大吟醸酒「Wa-Bi(わび)」

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 金沢の老舗酒蔵「福光屋」(金沢市石引、TEL 076-223-1161)がフランス人シェフとコラボレーションした純米大吟醸酒「Wa-Bi(わび)」の販売がこのほど、仏大手スーパー「カルフール」全225店舗で始まった。

フランス人シェフのドミニク・ブシェさん

 同社が2006年からパリの有名シェフ、ドミニク・ブシェさんと共同開発し、新たな市場としてフランスに送り出した同酒。2008年からヨーロッパ圏向けに販売していたが、この度「カルフール」に採用された。

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 ブシェさんは「トゥール・ダルジャン」「ホテル・ド・クリヨン」を経て、2004年からパリ8区のレストラン「ドミニク・ブシェ」のオーナーシェフとして活躍している。2007年には日仏両国の美食の場を目指すブティック兼プライベート料理教室「Wa-Bi Salon」をオープン。同社とコラボレーションした日本酒「ゆり」「ふく」「さち」を提供してきた。

 同酒は、契約農家と共に二人三脚で造り上げた純米大吟醸酒。「原料に酒造好適米・山田錦のみを使った豊かな香りと軽快にふくらむうま味、きめが細やかでキレのよい口当たりが特徴」。和食以外にも西洋料理との相性もいいという。商品名は、調和と和心の「Wa」と、美しさ・おいしさの「Bi」を組み合わせた。

 香港を皮切りに始めた同社の輸出も、現在ではアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなどへと広がり、「Wa-Bi」の輸出量も前年比で2.8倍となった。各国への輸出で共通する手法は、レストランから導入し最終的に消費者に日本酒を提供するシェフらと「顔の見える関係」を作ることだという。

 同社企画室の岡本亜矢乃さんは「現在、日本酒の需要は世界各国で高まっている。日本でも高品質の日本酒の需要が高まれば」と話す。

 720ミリリットル入り(化粧箱付)で、現地オープン価格で販売されている。

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