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震災復興応援歌「きぼうのうた」、金沢のミュージシャン兼保育園長が発売

発売されたCD「きぼうのうた」

発売されたCD「きぼうのうた」

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 ミュージシャンで保育園長でもある金沢市光が丘1丁目在住のGen(ゲン)=本名・源学=さん(44)が東日本大震災からの復興を応援する歌「きぼうのうた」をリリースした。金沢市民芸術村(金沢市大和町)で12月18日、この曲を演奏するイベントが開かれる。

ギターを弾きながら「きぼうのうた」を歌うGenさん

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 Genさんは20歳だった1988(昭和63)年、バンド「GEN」を結成し、1990年にメジャーデビューした。その後、ソロで活動したが、2000年に保育園と幼稚園を経営する実家を継ぐため金沢に帰郷。以来、ひばり保育園(額新町2)の園長とミュージシャンの二足のわらじで生活している。石川テレビの「石川サンバ」や北陸朝日放送のCM曲「HAB温泉物語」も手掛けた。

 「きぼうのうた」は、「子どもたちと共に、被災地の子どもたちにメッセージを送りたい」との思いから自主制作した。明るくポップな曲に乗せ、「もしも君が困ってたら 助けに行ってあげよう」「大した事など出来ないけど 君の力になりたい」と歌う。

 同園と妙源寺幼稚園(光が丘2)の年長児79人がコーラスで参加した。CDは1枚500円で、収益は全額、被災地の保育園・幼稚園に寄付することにしている。

 18日に開催されるのは、ライブと演劇、ワークショップのイベント「アートは地球を救う」。この中で、Genさんのバンド「Gen & Smiley’s(ゲン・アンド・スマイリーズ)」と小学生ジャズバンド「ONTANO(おんたの)」、ゴスペル・クワイヤ「K-WISH(ケイ・ウィッシュ)」など、ジャンルの異なる5グループがそれぞれの思いを込め、「きぼうのうた」を演奏する。入場料は500円。チケットは同芸術村などで販売している。

 Genさんは「一人ひとりの力は弱いかもしれないが、つながれば強い力になると思う」と話し、支援の輪の広がりに期待を寄せる。

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