旅行者らが金沢市の和菓子店のうち4店を回り、ワンコインの500円で各店自慢の品を食べ歩く企画「金沢和菓子めぐり」が12月1日から始まる。
主催はJR西日本金沢支社。関東・関西・中京圏の人たちにJRの列車を利用して金沢に足を運んでもらおうと、誘客キャンペーン「北陸冬物語」の一環として企画した。
登録しているのは「越山甘清堂」本店(武蔵町)、「板屋」本店(尾山町)、「板尾甘露堂」本店(南町)、「茶庵」(長町2)、「お婦久軒」(広坂1)、「茶菓工房たろう」鬼川店(長町1)、「落雁 諸江屋」本店(野町1)の7店。
各店は、加賀野菜の一つである「加賀れんこん」を練り込んだ「羽二重加賀れんこん餅」や、生麩(なまふ)であんを包んだ「麩万寿」、上生菓子「百合根(ゆりね)きんとん」、カカオのようかんなどを用意。参加者はこのうち4店を自由に選ぶことができる。
参加クーポンは登録7店で販売する。旅行者をターゲットにしているが、市民も利用できる。
同社営業課観光推進室の坂林忠さんは「500円を4店で割ると1店あたり125円。お得感のある企画にしたいと思い、各店にお願いしてそれ以上の商品を用意していただいた。観光の合間に休憩がてら立ち寄っていただければ」と利用を呼び掛けている。
来年3月31日まで(1月1日・2日は除く)。