金沢の老舗酒蔵「福光屋」(金沢市石引、TEL 076-223-1161)が、6月19日の「父の日」に向けたギフト商品を同社直営の4店とオンラインショップで販売している。
同社で年末年始に次ぐ需要があるという「父の日ギフト」。「毎年、上質志向がある人や贈るスタイルにこだわりのある人からの支持を得ている」と同社企画室の岡本亜矢乃さん。今年も日本酒の新しいスタイルを提案する純米蔵として、造りやデザインにこだわった商品を開発した。
同ギフト商品として用意したのは、同社オリジナルボトルや酒器・酒肴を組み合わせたギフトセットなど10アイテム(直営店では6アイテム)。
全量契約栽培米の山田錦を使った純米大吟醸「お父さんへ」(720ミリリットル=3,800円、きり箱入り)は、ラベルにジャパンブルーを使った富士山の図柄と「お父さんへ」の文字をデザインし、「日本一のお父さんへ」と感謝の気持ちを込めた。同酒米を使い日本酒の醸造技術を生かした8年熟成の米焼酎「お父さんへ」(720ミリリットル=3,500円、化粧箱入り)は、お父さんにエールを送る気持ちを込め、扇の図柄と「お父さんへ」の文字を組み合わせた。そのほか、お父さんの名前を入れたオリジナルラベルによる純米大吟醸(720ミリリットル=4,800円、桐箱入り)などをラインアップする。
ギフトセットには、純米大吟醸に、きびなごフィレ・玉藻・オイルサーディンの酒肴を組み合わせた「大吟醸ギフトセット」(6,000円、きり箱入り)、米焼酎に酒器を組み合わせた「焼酎ギフトセット」(7,500円、網代籠入り)、純米酒からスパークリングまで12種類の日本酒をセットにした「ちょいボトルセット」(180ミリリットル×12種=4,200円)などをそろえる。
岡本さんは「お父さんへの日頃の感謝の気持ちを伝えるお手伝いができれば。父の日にはぜひ、親子で酒杯を傾けてほしい」と話す。
同社直営店(金沢店・銀座店・玉川店・東京ミッドタウン店)とオンラインショップで取り扱う。販売は6月19日まで(オンラインショップは同16日まで)。