ひがし茶屋街に地元学生発案の新商品-米のアイス、抹茶ムースなど

店の外に机を置き、「コシヒカリあいす」を販売する学生

店の外に机を置き、「コシヒカリあいす」を販売する学生

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 石川県内約15の大学・短大・専門学校の学生で作る学生団体「創ル部(つくるぶ)」と金沢大学の地域ブランディング研究会が開発協力した「ひがし茶屋街」4店舗の新商品が7月30日~8月1日、期間限定で販売された。

「抹茶もっちりムース」を運ぶ学生

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 ひがし茶屋街かいわいで8月1日まで「かなざわ燈涼会(とうりょうえ)」を開催した金沢青年会議所が、かいわいに学生を呼び込もうと発案。両部に協力を呼び掛けて実現した。

 4店舗は、日本料理店「東山みずほ」、昼はカフェを営む茶屋「懐華樓(かいかろう)」、和菓子店「村上」、箔(はく)工芸品販売の「箔一 美かざり かなざわあさの」。学生たちは約10人ずつ4グループに分かれ、それぞれ約2カ月間にわたり店のスタッフらと知恵を絞ってきた。

 「東山みずほ」と協力した学生たちが考案したのは、能登産コシヒカリのご飯に牛乳、砂糖を加え、ドロドロになるまで煮て冷やした「コシヒカリあいす」(1個400円)。ご飯らしさを出そうと、わざわざおこげも入れた。塩、シソのふりかけ、ゆずはちみつの3種類の中から1種類を選んでのせ、もなかで挟んで食べる。学生たちが店の外で販売したところ、観光客らの反応は上々で、開店間際から飛ぶように売れていた。

 「懐華樓」では、学生メンバーの1人、ポーランドからの留学生が出したアイデアを元にした「抹茶もっちりムース」(600円)を提供した。フルーツを使って作る同国のムースを和風にアレンジし、抹茶のゼリーと金粉をのせる。学生たちは同店から借りた作務衣(さむえ)やエプロン姿で給仕し、来店客をもてなした。

 「村上」ではスイカ、マンゴー、メロン、ブルーベリーのリキュールで味を付け、コラーゲンを加えた寒天の干菓子「わり氷」(210円)を開発、「箔一」では、あぶらとり紙と加賀丸いも焼酎のラベルのデザインを担当し、それぞれ浴衣姿で道行く人たちにPRした。

 販売期間は8月1日までだったが、中には夏休み期間である8月中もボランティアで店の手伝いをする学生も。

 学生代表の金沢大学理工学域数物科学類3年、魚井英生さんは「お店の人とも、ほかの学生とも仲良くなれて楽しかった。おいしいコシヒカリあいすを作ることができた達成感もある」と笑顔を見せ、同大経済学部1年、濱本愛理さんは「市内在住だが、これまでひがし茶屋街に足を踏み入れたことがなかった。初めて茶屋の世界を知り、伝統を守っていかなければならないと感じた」と話した。

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