W杯16強にちなみ160円「応援弁当」-本田選手の母校、星稜高校などで

「応援弁当」を食べながら談笑する生徒

「応援弁当」を食べながら談笑する生徒

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 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会日本代表の本田圭佑選手の母校、金沢・星稜高校を経営する稲置学園(金沢市御所町)はパラグアイ戦を前にした6月29日昼、日本の16強入りにちなんだ160円の「応援弁当」を1日限定で、同校などで販売した。

応援弁当

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 応援弁当は、学園が心を一つにして、OBの本田選手と日本代表を応援する機運を高めようと企画。日本がカメルーン戦で勝利した後の今月18日にも、本田選手の背番号「18」にちなんだ180円の弁当180食を売り出した。

 今回は、価格400円の弁当を6割引の160円で販売し同学園が差額を負担。この日の「応援弁当」は、星稜高校用が焼き肉丼と空揚げにマヨネーズをかけた唐(から)マヨ丼の2種類、金沢星稜大学と星稜女子短期大学、一般用には、ご飯に小梅をのせて日の丸を描き、一口豚カツや白身魚フライ、厚焼き卵などを添えた日替わり弁当を用意した。

 1時限開始前に引換券を販売した高校では、約45分間で250食が完売。大学生と一般用に売り場を設けた学生向けサービスセンター「星稜プラザ」では、学生や職員に混じって近隣住民も列を作り、開始後7分で100食が売り切れた。弁当は短大でも大きな人気を集め、30食がすぐになくなった。

 「応援弁当」は日本の決勝トーナメント勝利に合わせて、さらに値下げする予定で、日本が29日23時(日本時間)キックオフのパラグアイ戦で勝った場合は、8強にちなんで80円に、4強入りした場合は40円に。決勝戦に進出した場合は、1位祈願の意味を込めて10円で販売するという。

 星稜高校1年、鍋谷実夢さんは「いつもは家からお弁当を持ってくるが、本田選手を応援しているので今日は応援弁当を買った。パラグアイ戦も勝つと思う」と、焼き肉弁当をおいしそうにほお張った。金沢星稜大学経済学部1年、江尻拓哉さんも「日本はほかのチームより団結しているので、優勝できるのでは。10円弁当が楽しみ」と声を弾ませる。

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