2月28日に発売された、ヤンキース・松井秀喜選手の公式応援歌CD「栄光（ひかり）の道」への問い合わせが、メジャーオープン戦の開幕とともに「石川県内のCDショップで問い合わせが急増している」（企画制作のオーケストラ・アンサンブル金沢（以下OEK）の床坊剛さん）という。

CDは、昨年6月13日に逝去したOEKの音楽監督、故岩城宏之氏が「郷土（石川県）のヒーローである松井選手の応援歌を、OEKの演奏で世界に発信したい」と構想し、その遺志を継いで、石川県音楽文化振興事業団、OEK、ヤマチクが企画制作した。

歌詞は、岩城氏の「公募しよう」という意志に従い全国から公募した。148作品の応募があり、新潟県の中学生、須貝美希さんの作品が採用され、作曲は「マツケンサンバ」の作曲などで活躍中の宮川彬良（あきら）さんに依頼し昨年12月に完成。

昨年12月31日、石川県音楽堂で開催された「カウントダウン・コンサート」で松井選手同席のもと初披露された同曲は、今シーズンから、ヤンキーススタジアムで松井選手がバッターボックスに向かう時に流れることが決まっている。

全11曲マキシ・シングルで、価格は1,600円。「栄光（ひかり）の道」は、通常の演奏バージョンに加え、カラオケバージョン、スタジアムバージョンなど6種類のバージョンを収録。初演のボーナストラックや「六甲おろし」のインストルメンタルも収録されている。CDは、OEKホームページや石川県立音楽堂でも販売している。

オーケストラ・アンサンブル金沢