カニ料理専門店「年がら年じゅう かに場」、金沢駅近くにオープン

古民家の風情を生かした「かに場」の外観

古民家の風情を生かした「かに場」の外観

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 一年中新鮮なカニ料理を提供する「年がら年じゅう かに場」(金沢市昭和町、TEL 076-225-7722)が11月7日にオープンし、人気を集めている。

「かに場」の座敷

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 金沢駅近くのビジネスホテル内で営業する姉妹店の日本料理「もんぜん」を訪れる出張客や観光客などから「金沢と言えばカニ。季節を問わずに気軽に一人でも立ち寄れる所があれば」などの声を受け出店を決めた。冬の味覚として人気の高い石川県産カニのオンシーズンは11~3月、同店ではそれ以外の季節にも冷凍品を使わず生のカニを提供しようと、オフシーズンの4~5月と9~10月は富山の紅ズワイガニ、6~8月はオホーツク海のカニを調達する。

 2階建て古民家の風情を最大限に残しリフォームした店舗の面積は約165平方メートル、席数は60席。店名の「かに場」は「『かに』という文字が付くカニ料理店が金沢にはほとんどないことと、語感のインパクトを考え名付けた」と同店代表の浦崇典さん。

 オープンから間もない現在は忘年会シーズンとありコースメニューのみを提供するが、今後は単品もメニューに加える予定。「かに鍋コース」は4,200円・5,250円・6,300円・7,000円の4コースを用意。4,200円コースは「釜ゆでかに、かに鍋、かにかき揚げ、ぞうすい、香物、シャーベット」、料金に応じて、かに刺し身付刺し身盛り、かに茶わん蒸し、焼きかになどが付く。そのほか「かにづくしコース」(4,200円、5,250円、6,300円、8,000円、1万円)も。8,000円以上のコースには地物「加能ガニ」や雌の「香箱ガニ」を使う。

 「金沢らしい古民家の雰囲気の中で、その時期のカニを楽しんでもらいたい」と浦さんは来店を呼びかける。

 営業時間は17時~22時。日曜定休。

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