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金沢市民芸術村で「金沢21世紀歌劇団」公演へ 能登への思い舞台に

「KIZUNA~Pray for NOTO~」の公演をアピールする「金沢21世紀歌劇団」のメンバー

「KIZUNA~Pray for NOTO~」の公演をアピールする「金沢21世紀歌劇団」のメンバー

 金沢市の10代で構成するミュージカル団体「金沢21世紀歌劇団」の公演「KIZUNA~Pray for NOTO~」が8月1日と2日、金沢市民芸術村(金沢市大和町)で開かれる。

「金沢21世紀歌劇団」の公演「KIZUNA~Pray for NOTO~」

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 小学4年から高校3年までの16人が所属する同劇団。前身は2008(平成20)年に始まった金沢芸術創造財団主催の「金沢ティーンズミュージカル」。同事業の財団直接運営が終了したことを受け、「ミュージカル文化を絶やさず、子どもたちの居場所を守りたい」と保護者らが中心となり立ち上げ、昨年から現在の劇団名で初公演を行っている。

 公演は、ディズニーダンサーや劇団四季を経て現在も舞台で活躍する松本和宜さんが演出・振り付けを手がけ、脚本を長谷川晃示さん、音楽監督を中田理恵子さんが担当する。震災後の能登の海を舞台に、能登を離れざるを得なかった人々と新しくやって来た人々との出会いをテーマに据え、海の小魚たちの成長と明治時代の「市(いち)」の記憶が交差するファンタジックな物語が展開していく。

 舞台美術や衣装はプロの力を借りながら、保護者や子どもたちが手作りで制作した。保護者で制作総括を務める高橋律子さんは「昨年の公演は能登からも多くの方が来場し、涙を流してくださった。子どもたちのピュアな気持ちは真っすぐに届くと感じた。ミュージカルは1人ではできず、全体の動きを見ながら多様な人を思い表現するもの。みんなで力を合わせることで生まれる感動を通じて、子どもたちはこの1年でとても成長した」と話す。

 メンバーで高校3年の坂井未菜さんは「4月に輪島市深見町のお祭りに行き、地域の方から話を聞いた。復興まではまだまだだが、本当に元気で、逆にこちらがパワーを頂いた。たくさんの方に協力いただき、こうして公演できることに感謝している。メンバーみんなで練習を積み重ねてきた成果によって、少しでも元気を届けられたら」と意気込みを見せる。

 開演時間は、1日=14時・17時30分、2日=11時・14時30分。前売り料金は、一般=2,500円、高校生以下=1,500円。いずれも当日は500円増し。

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