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「さぶろうべい」「スギヨ」の社長がトークイベント コラボメニュー販売記念

(左から)SU-BEEの田端社長、「スギヨ」の杉野社長とカニカマレディの田畑さん

(左から)SU-BEEの田端社長、「スギヨ」の杉野社長とカニカマレディの田畑さん

 「SU-BEE(サビー)」(金沢市玉鉾町)と「スギヨ」(七尾市西三階町)の経営者によるトークイベントが6月23日、「さぶろうべい 高松本店」(かほく市高松)で開かれた。

「さぶろうべい」「スギヨ」のコラボ記念トークイベント

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 看板メニューの「とり白菜鍋」で知られる鍋料理店「さぶろうべい」が、水産加工品会社「スギヨ」の商品を使ったコラボメニューを販売することを記念し企画した同イベント。この日は、「さぶろうべい」運営会社の「SU-BEE」田端弘一社長と、水産加工品会社「スギヨ」の杉野浩也社長が登壇した。

 1950(昭和25)年創業の「さぶろうべい」は、後継者不足で廃業の危機にあったが、石川のソウルフードとも呼ばれる伝統の味を守ろうと2014(平成26)年、SU-BEEが事業を引き継いだ。

 1640(寛永17)年創業の「スギヨ」は、1952(昭和27)年に「ビタミンちくわ」、1972(昭和47)年に「カニカマ(かに風味かまぼこ)」を販売したことで知られる、石川県を代表する水産加工品会社。

 田端社長は「両社は共に戦後の食糧難や栄養不足を地元の人と乗り越えてきたDNAを持つ。『食で地元を元気にしたい』という思いで共鳴している」と話す。「さぶろうべい」では2022年から石川県内の企業とのコラボ商品を展開しており、今回は第8弾企画となる。

 「当初から地元の食卓を支えてきたスギヨとのコラボは意識していた。老舗企業とコラボしてもらえる店を目指して進んできた」と田端社長。

 杉野社長は「能登半島地震後は、従業員の退職があったり奥能登の状況に接したりと不安なことが多かった。本社工場の被害が比較的少なかったこともあり、動ける自分たちがまず県内外で石川や能登の食の魅力をPRすることで復興につなげていきたい。今回は、能登にルーツを持つ企業が力を合わせてメニューを考案した。多くの人に楽しんでほしい」と話す。

 この日は、「スギヨ」広報担当者で「カニカマレディ」を務める田畑梨杏里さんがメニューに使う商品を紹介。農林水産大臣賞を受賞したカニカマ「香り箱 極」や、「うなぎ風かまぼこ『うな蒲ちゃん』」などの特長を説明した。

 田畑さんは「漁業被害や漁獲量減少、価格高騰といった社会問題の解決も、商品開発と同時に目指している。観光客だけでなく、地元民が普段からカニやウナギを楽しめる食文化を守りたい。本物の食感や味はもちろん、例えばウナギの開き方や調理法なども再現しているので注目してほしい」と話す。

 コラボメニューは「さぶろうべい」5店舗で7月1日~31日に販売する。「とり白菜鍋」(1人前=980円~)に480円でトッピングできる「香り箱 極」のほか、一品料理の「うな蒲のっけ盛り 出汁(だし)巻き玉子」(780円)や「スギヨのビタミンちくわ天ぷら極みカニカマタルタルのせ」(480円)などを用意する。

 「さぶろうべい」メニュー開発担当者の山田信悟さんは「夏に食が進むよう、酢の物としてもスギヨの商品を提供する。大人から子どもまで幅広く食べやすいメニューになった」と自信を見せる。

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