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工芸・アート制作会社が金沢美大発ベンチャー第1号 多様な材料を扱う

陶磁、石材、金属を組み合わせた作品「EVO」

陶磁、石材、金属を組み合わせた作品「EVO」

 工芸・アート制作会社「KOGEI PLUS(コウゲイ・プラス)」(金沢市小立野2)が6月8日、「金沢美術工芸大学発ベンチャー」第1号企業に認定された。

KOGEI PLUSが制作した作品

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 同大学所属の技術専門員や、同大学出身アーティストが中心となり4月1日に設立したKOGEI PLUSは、さまざまな材料や技術の専門知識を持つメンバーが分野を横断することによって新しい価値を創造する点が最大の特徴。昨年行ったプロジェクト「工芸領域横断型イノベーションによる海外富裕層市場の開拓 KANABI KOGEI +(カナビ・コウゲイ・プラス)」がベースになっており、都内のギャラリーで展示会を行ったり、市内のレストランにアート作品を納入したりと実績を積み重ねている。クライアントとの対話を通じ、作品の方向付けや作家選定などを行った上で制作するコミッションワークが中心で、現在は県外のホテルに設置するパブリックアートの相談を受けるなどの業務を行っている。

 今回の認定に伴い、KOGEI PLUSは今後、同大学の施設・設備の使用許可や知的財産権使用に関する優遇措置などが受けられる。

 陶芸作家としても活動する一方、同大学技術専門員、KOGEI PLUS社長も務める今西泰赳さんは「美大の持つ専門性や設備などを活用することで、スピーディーに試作や検討を繰り返せる。石材と陶器、ガラスと金属など、特に異なる素材を組み合わせる作品の可能性が格段に広がる。人的ネットワークや技術的ノウハウも充実しつつあるので、コンサルティングとしてサービス提供も可能」と話す。

 今後の活動については「このプラットフォームを社会との接点として活用し、地域の工芸・アート作家のハブのような存在に成長させたい。若手作家が起業というキャリアプランを選択肢として考えるきっかけにもなれば」とも。

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