
川にこいのぼりを流すイベント「鯉(こい)流し」が5月4日、浅野川の梅ノ橋近くの河川敷などで開かれる。
かつて行われていた加賀友禅の染めの工程で、反物に付いた余分なのりや染料を川の水で洗い流す作業「友禅流し」を模したイベント。子どもたちの健やかな成長を願い、毎年、端午の節句時期に、公民館や地域住民などでつくる材木町浅の川鯉流し実行委員会が企画し、今年で23回目となる。兼六小学校の児童や地元の園児が制作したこいのぼりを含む約200匹を、浅野川の清流や、梅ノ橋などにつるして流す。
実行委員の割崎泰さんは「子どもたちに喜んでもらえたら。毎年地域の人が楽しみにしている。観光客も散策しながら見に来てくれる。最近は、外国人の姿も増えた」と話す。
飲食や駄菓子、くじ引き、スーパーボールすくいなどの屋台も出店する。
開催時間は10時~15時。荒天中止。