金沢市内の飲食店5店で1月11日、加賀野菜の希少品目を取り入れたオリジナルランチを提供する「加賀野菜レアベジ ランチフェア」が始まった。
金沢市農産物ブランド協会が企画。加賀野菜に認定されている15品目の中でも、特に生産者や生産量が少ない野菜に「レアベジ」の愛称を付け、飲食店などとのコラボレーションを行っている。冬に旬を迎える希少品目である「金沢せり」「二塚(ふたつか)からしな」を使い、和食、アジア料理、フレンチなどの飲食店がランチメニューを提供する。
「金沢せり」は「癖がなく、爽やかな香りと歯応えが特徴」だといい、「二塚からしな」はワサビに似たピリッとした辛みが味わえるという。
イタリア料理店「ネコジャラシ」(金沢市保古7)は「金沢せりのイカスミパスタ定食」を提供。「金沢せり」の根、茎、葉を「余すことなく」使い、地元で水揚げされた小イカを具材に加え、自家製トマトソースをベースとしたイカスミソースで絡める。
「発酵食美人食堂」(大野町4)は「金沢せりの発酵食美人ランチ」、シェ・ポーズ(窪7)は「二塚からしなのシェ・ポーズランチ」、メゾン・ド・ミュゲ(大野町4)は「二塚からしなの魚のランチ」、「ASIAGOHAN to OHAGI ZEN」(神宮寺2)は「金沢せりのアジアごはんランチ」を、それぞれ提供する。
2月9日まで。