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金沢で「工芸」フォーラム レディガガさんの靴手掛けるアーティストも登壇

「趣都フォーラム2015」の様子

「趣都フォーラム2015」の様子

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 金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL 076-220-2800)で5月7日、「趣都フォーラム2016」が行われる。主催はNPO法人「趣都金澤」。

趣都フォーラム2016の詳細

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 金沢の文化を基軸としたまちづくりを目的に、市民参画型事業を図る場として2006年より毎年開かれている同フォーラム。今回は「拡がる工芸、次の一手を考える」をテーマに、新たなものづくりの可能性について話し合う。

 プレゼンテーションには、西陣織の老舗の後継者で、シャネルやクリスチャン・ディオールなど海外ブランド店に西陣織のインテリア素材を提供する細尾真孝さん、友禅染を用いた着物やげたを制作し、最近ではヒールが無い独創的な靴をレディガガさんに提供したことでも注目を集める舘鼻則孝さん、伝統工芸の技術と最先端の3D技術を掛け合わせた新しいものづくりを行うユニットsecca(セッカ)、物語性のある絵画の要素を取り入れた個性的な九谷焼作品を作り出す牟田陽日(ようか)さんが登壇し、工芸的な発想を起点に新しい表現や作品づくりに取り組む立場から話をする。

 シンポジウムでは、モデレーターとして秋元雄史同館長が加わり、「工芸の何が新しいのか?」をテーマに議論する。

 同NPOの高山健太郎さんは「国内外の第一線で活躍する注目のアーティストが顔をそろえる貴重な機会。工芸の新しい広がりを学んで、皆さんで次の一手を考えることができたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時~18時。参加費は、大人=1,000円、学生=500円(同NPO会員無料)。定員150人。先着順で定員に達し次第受け付け終了。

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