金沢歌劇座(金沢市下本多町6、TEL 076-220-2501)で11月1日、金沢美術工芸大学の卒業生がさまざまな視点から「ブランディング」について語るイベント「What's “Branding”?」が開催される。
ブランディングについて語るイベント「What's “Branding”?」
1946(昭和21)年に創立され、国内外で活躍する多くの人材を輩出してきた同大学。来年、開学70周年を迎えるに当たって、同窓会が全国規模の記念事業「金の美 大展覧会」を開催する。今回のイベントは、同事業の周知も兼ねたカウントダウン企画。
第1部では「ブランディングの最新事情」をテーマに、自動車メーカー・マツダのデザイン本部主幹を務める小泉巌さんによる「世界が注目するマツダのブランディング」、石川県観光総合プロデューサーを務める早川和良さんによる「地域発信ブランディングのこれから」と題した基調講演を行う。
第2部では「ブランディングの本質とは」をテーマに、小泉さん、早川さんに加えて、金沢21世紀美術館の秋元雄史館長、フードアーティストの諏訪綾子さんによるパネルディスカッションを開く。
第2部のモデレーターを務める、ギャラリー・ガレリアポンテ(野町)代表の本山陽子さんは「アートやデザインをベースに、どのようにブランディングが確立されていくのか紹介することによって、企業経営、伝統産業などのものづくり、地域活性化などのヒントになれば。本学を支援いただいている市民の皆さんにも気軽に足を運んでいただきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~16時30分。定員400人。入場無料。