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金沢21世紀美術館に巨大赤ちゃん−「ロン・ミュエック展」日本初開催
現代美術界で最も注目されている作家の一人、ロン・ミュエック氏の個展が、金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL076-220-2800)で今月26日から始まった。日本での開催は金沢が初めて。
主に人間の体を扱っている作品は、精緻な彫刻をもとに鋳造技法によって型を作り、ファイバーグラスやシリコンなどの素材を駆使して人間の身体を細密に表現している。視覚的質感にこだわり、髪や皮膚の下の血管、肌のやわらかな感じや、しわ、毛の細部までにわたり極度に写実的。作品が巨大であったり極小であったりと、そのスケールも一般的な固定観念からかけ離れているのも大きな特徴で、現代の人間存在を鮮烈に突きつける。
日本で初の個展が同館で開催されることになった理由として、同美術館では、「当館の考える現代美術の方向性にミュエック氏が賛同してくれたことはもちろん、当館の自然光を取り入れた明るい雰囲気や各展示室が独立していることなどを気に入ってくれたのも理由の1つ」と話す。
ミュエック氏の圧倒的な技術力は世界から高く評価されているが、制作には相当な時間を要すため、現在までに完成させた作品は35点のみ。今回、そのうちの7点を展示する。
関連企画として、ミュエック氏の紹介映像や制作途中の作品映像なども館内で鑑賞することができ、「大人から子どもまで、作品をまるごと楽しんでもらえる内容」(同美術館)とし、ゴールデンウィークに向けてアピールしている。
開館時間は10時〜18時(金曜・土曜は20時まで)。休館日は月曜(4月28日、5月5日、7月21日を除く)、5月7日、7月22日。料金は、大人=1,000円、65歳以上・大学生=800円、小中高校生=400円。8月31日まで。
金沢21世紀美術館「ロン・ミュエック展」昨年度は133万人で微増−金沢21世紀美術館、入館者数発表(金沢経済新聞)国際音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」、金沢開催決定−東京と同時開催(金沢経済新聞)(2008-04-28)
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