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金沢の中心街に北陸のセレクトショップ「gift」-ものづくりを支援

店長の大蔵予志子さん

店長の大蔵予志子さん

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 金沢21世紀美術館近くに10月30日、「メードイン北陸」をテーマに生活雑貨や加工食品を販売するセレクトショップ「gift(ギフト)」(金沢市広坂1丁目、TEL 076-222-2126)がオープンした。

セレクトショップ「gift」店内の様子

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 金沢21世紀美術館や兼六園、金沢市役所にも近い金沢の中心地に位置する同店。14坪の店内には、同社がセレクトした北陸3県で作られた加工食品、生活雑貨、工芸品など約100社の商品200点以上(119円~45,360円)が並ぶ。店名の「gift」は、石川(Ishikawa)、福井(Fukui)、富山(Toyama)の頭文字から付けた。

 運営は、観葉植物のリースや緑の空間プロデュース、ギャラリー「G-WING'S」と「pARa:siTe(パラ:サイト)」の運営を手掛ける「四緑園」(金沢市松寺町)。社長の中西研大郎さんは、運営するギャラリーと同店を「メディア」と位置づける。「ギャラリーは個人作家の作品を短期間展示・販売する場、ショップは中小企業や工房の商品や作品を継続的に販売する場。魅力的なものづくりを発信するメディアとして考えたとき必然的にショップという形態となった」と出店経緯を話す。中西さんは今後について「お客さまの声をフィードバックし、PB(プライベートブランド)商品の開発・販売を通じて、中小企業の商品開発や販売支援をしていきたい」と話す。

 店長の大蔵予志子さんは「開発経緯や作り手の思いなど商品のストーリーもあわせて伝えていきたい。商品を通じて、作り手(人)と北陸の各地域を知ってもらうきっかけになれば。北陸のものづくりのアンテナショップになりたい」と意気込みを話す。

 初めて来店したという地元の女性客は「ギャラリーなどと違ってとても入りやすい。なじみの商品も見せ方や雰囲気など紹介の仕方で違った商品に見える。県外の知人へのお土産にもぜひ利用したい」と同店の印象を話す。

 営業時間は10時~18時。定休日は月曜・火曜(祝日の場合はその翌日)。今後は「金沢城下町コーヒー」と「加賀棒茶」のドリンクのテークアウト販売を行う予定のほか、オンラインショップの開設も準備中という。

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