金沢市のイタリア料理店「ラ・ヴィータ」(金沢市泉が丘2、TEL 076-280-0802)が4月12日、生ハムやサラミなどを量り売りする「サルメリア」コーナーを新たに設けた。
「サルメリア」は、イタリアで一般的な食肉加工品専門の食料品店のことで、主に生ハムやソーセージ、チーズなどを中心に量り売りして販売する。同店でも、イタリア産の生ハムやサラミ、ボンレスハムをメーンに取り扱い、注文を受けてから専用のスライサーで切り分け、量り売りしている。また自家製の焼き菓子やフォカッチャ、総菜なども合わせて販売する。市内で本格的な「サルメリア」コーナーを設けるのは、現在のところ同店のみ。
「おすすめ」は東洋人で唯一の「パルマハム職人」多田昌豊さんが作る「ボンダボン」の「ペルシュウ 金ラベル」、豚のさまざまな部分をコラーゲンで固めた「ソプラッサータ」、オレンジ果汁に漬け込んで発酵させた「グランカレ」などで、同店でしか購入できない商品も多い。おすすめの商品を50グラムずつ数種類切り分ける「おまかせスライス」(1,000円~)も用意している。
オーナーシェフの中森真吾さんは、「生ハム一つ一つにも部位があり、良い部位を提供することにもこだわっている。BBQやホームパーティーのために購入していく客も多く、大きめの皿を持参すれば、そこに直接切り分けた生ハムを盛り付けるサービスも行っているので、ぜひ利用してほしい」と語る。
サルメリアコーナーの営業時間は13時~22時。月曜定休。