小学生児童ら制作の映画を上映-「恋しくて」中江監督が指導

中江監督(手前中央)から映画づくりの指導を受ける小学生=金沢21世紀美術館

中江監督(手前中央)から映画づくりの指導を受ける小学生=金沢21世紀美術館

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 金沢コミュニティシネマ推進委員会(金沢市香林坊)が3月に実施した「こども映画教室中等クラス」で、石川県や富山県、東京都の小学生24人が作った映画が5月26日、映画館「シネモンド」(香林坊2)で上映される。

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 3月の映画教室では、映画ナビィの恋などで知られる中江裕司監督を講師に迎えて、小学生低学年から高学年までの児童たちが2日間にわたって本格的な映画作りに挑戦した。児童は、中江監督と、中江監督の最新作「恋しくて」で助監督を務めた金沢出身の瀬戸慎吾さんの指導を受けて、ドラマ班とドキュメンタリー班に分かれて映画を2本制作。物語作りからロケハン、脚本、美術、音声、撮影、監督、役者、インタビューにいたるまですべて児童が担当し、会場となった金沢21世紀美術館で撮影を行った。

 ドラマ班の作品は、架空の国での出来事を題材にした「おぼっちゃまと不思議なタネ」。ドキュメンタリー班の作品「I LOVE YOU」のテーマは「愛」。館内で見つけたカップルに突撃インタビューを行い、なれ初めを尋ねた時やキスを依頼した時に2人が見せる自然な表情をつないだ。2日目には作品の発表会も行われ、観客からは「とっても笑って幸せになった」などの感想が寄せられた。

 両作品は5月26日、「恋しくて」公開時、中江監督の舞台あいさつに合わせて上映される。

金沢コミュニティシネマ

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