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石川・河北潟干拓地で「ひまわり村」開村-35万本で巨大迷路

ゴールを目指し、巨大迷路の中を歩く園児たち

ゴールを目指し、巨大迷路の中を歩く園児たち

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 石川県津幡町の河北潟干拓地「ひまわり村」が7月24日、オープンした。ヒマワリ35万本で作る巨大迷路で、初日は同町や金沢市などの保育園に通う園児らが挑戦した。

オープンした河北潟干拓地「ひまわり村」の様子

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 村は面積2.3ヘクタール。園児たちが5月24日に種をまいたヒマワリが高さ約1.5~2メートルの大きさに育ち、五分咲きとなっている。

 迷路のルートは毎年、河北潟干拓土地改良区(同町)が考案し、総延長約1キロに及ぶ「なかなかの難関」。「スムーズに行けば子どもは15分くらい、大人は30分ほどでゴールに到達できる。大人の方が、頭が真っ白になって道を間違えるので、迷わずに見どころの展望台までは行けるよう近道も設けた」(鈴木時秀同改良区事務局長)という。順路の途中には、ヒマワリに関するクイズも用意している。

 この日は同町の太白台保育園、金沢市のみずき保育園、かほく市の高松保育園、学園台保育園、内灘町の白帆台保育園、大根布保育園の年長児計190人が訪れ、迷路内を探検した。子どもたちは身長よりもはるかに高いヒマワリの壁の中を通り抜け、順調に展望台に到達。台の上から35万本の花を見下ろして「ヒマワリさーん、こんにちはー」と手を振ったり、「ヤッホー」と叫んだりして楽しんでいた。

 無事にゴールを果たした後は同干拓地で栽培されたスイカを味わった。

 これに先立って行われた開村式では、名誉村長である谷本正憲知事、村長を務める矢田富郎津幡町長らがテープカットした。

 入場無料。ヒマワリは7月28日・29日ごろに満開を迎え、8月上旬ごろまで見頃が続くという。

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