金沢市民芸術村のパフォーミングスクエア（金沢市大和町）で1月21日、アコースティックデュオ「羊毛とおはな」のライブが開催される。

　「羊毛とおはな」は、富山県出身でボーカリストの千葉はなさんと静岡県出身でギタリストの市川和則さんによるアコースティックデュオ。2004年の結成以来、都内を中心にカフェなどでライブ活動を始め、オリジナルソングから洋楽のカバーまで耳なじみの良い空気感が話題となり、CMソングや映画の主題歌なども手掛ける。

　同ライブは昨年10月25日、2年ぶりにリリースしたフルアルバム「月見草」の発売を記念した全国ツアーの一環。レコーディングを共にしたミュージシャンらを加えたバンド編成で、15～20曲を披露する。

　「金沢では初めてのバンドライブ。2人でやっている時も金沢ではいつも気持ちよくライブができることが多いので、メンバー一同楽しみにしている」と千葉さん。市川さんは「聴いていて、小さな幸せに気付いていただけたら」と話す。

　主催する「toridori」のナガイアキラさんは「空気に溶けるような千葉さんの歌声と、その声をそっと支える羊毛君の繊細なギターの音色が不思議と心の奥へと届く。どこか懐かしいような、どこか心温まるような、まるで絵本の世界へ誘われるようにも感じるサウンドに触れてもらえれば。寒い冬のライブだが、会場内の雰囲気はほっこりと心温まるものになると思う」と来場を呼び掛ける。

　開演は19時。料金（全席指定）は5,000円（前売り＝4,500円）。チケットはイープラスで取り扱う。