ITビジネスプラザ武蔵(金沢市武蔵町)で11月4日、JFL所属の地元チーム「ツエーゲン金沢」の「フェイスブック入門セミナー」が開かれ、サポーターら10人が使い方を学んだ。同チームは、フェイスブックをサポーター、ファン同士の交流の場にしていきたい考え。
講師を務めたのは、情報システム開発・販売の「日本ユニシス」(東京都江東区)のユーザー企業社員で作る「ユニシス研究会北陸グループ」。メンバーの1人である金沢信用金庫システム企画室、山下照智さんが受講者を前に、アカウント登録や基本操作、設定変更、同チームファンページの参照の仕方などについて説明した。自分の画面にチームのホームページアドレスを張り付けて投稿することで、「友達」になった人に簡単に情報を伝えられることも紹介し、受講者はパソコンを使って練習した。
参加したサポーターチーム「Z-BLITZ(ジィーブリッツ)」の女性メンバーは「フェイスブックのつながりで(「友達」になった人と)一緒に応援していけたらいいなと思う。観戦が楽しいということをアピールしたい」と、効果に期待を膨らませた。
「横浜F・マリノス」のサポーターをしていた2003~2005年当時、インターネットの掲示板を通じて知り合った他のサポーターたちと、スタジアムで試合を盛り上げた経験を持つツエーゲン金沢広報担当の越森佳奈さんは「好きなサッカーチームについて他の人と話すと、楽しみが2倍、3倍になる。結びつきの強い仲間を作って交流してほしい」と、参加を呼び掛けた。
セミナーは16日にも同所で行われる。受講無料で申し込み不要。サポーター以外の人も参加できる。