聴覚刺激を味覚に変える-金沢で音楽とジェラートを楽しむイベント

「9月に開催された第1回ジェラートワークショップ」

「9月に開催された第1回ジェラートワークショップ」

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 演奏会出演バンドの音楽性をジェラートの味わいで表現し、音楽とジェラート作りを楽しむイベント「gelato(ジェラート)」が11月17日、「paddle/social(パドル/ソーシャル)」(金沢市片町2、TEL 076-223-0038)で開催される。

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 同イベントは「パドル」が石川県能登町のジェラート専門店「マルガージェラート」との共催で行うシリーズイベントで、9月2日の開催に続いて今回が2回目。奥能登のジェラート店「マルガージェラート」のtaizo店長が講師を務めるジェラート作りワークショップとジェラート付き演奏会の2部構成で、空気含有量が高く素材感のあるジェラートの特徴を生かし、演奏会出演アーティストの音楽に合わせた味わいをジェラートで表現する試み。

 今回の演奏会には、スティールパンや木琴、鉄琴、トランペット、ピアニカ、ハーモニカ、自作楽器などを1人で操り、自作の8ミリフィルム映像と合わせたステージを展開するアーティスト「ICHI」さんと、クラシック音楽から現代音楽まで多彩なバックボーンを盛り込んだ新譜「Slow Jesus Slow Venus(スロージーザス、スローヴィーナス)」を11月1日にリリースしたばかりのトウヤマタケオ楽団が登場する。

 ワークショップで作るジェラートは加賀野菜の五郎島金時を使った「大学いも風ジェラート」。パドルのディレクター・佐伯昌紀さんによると、「出演バンドの一筋縄ではいかない音楽を表現すると、ジェラートは素材そのものを生かすだけでは納まらず、大学いも風のアレンジを加えることにした」という。

 総菜バー「パドル」とマルチスペース「ソーシャル」は、金沢の特色を生かして次世代型コミュニティーの創出を目指すNPO・v.i.v.a.(ビバ)の活動拠点。同組織では金沢中心部の活性化や伝統産業などを基盤にした新産業の創出、人材の創出につながる活動を行っている。同イベントも活動の一環で、佐伯さんは「まだ始まったばかりで参加者はジェラート作りを学ぶのに精一杯だが、今後は牛乳を実際に搾りに行ったり、ジェラートの新フレーバーを考案したり、パッケージをデザインして商品化するなどの取り組みも行っていきたい。継続して参加する人の中から、金沢でジェラート店を開く人が出てきてもいい」と展望を語る。

 ワークショップの開催時間は17時30分~19時30分。料金は、演奏会込み=3,500円、ワークショップのみ=2,000円。演奏会は21時30分開演で、前売り=2,500円(マルガージェラート製の大学いもジェラート付き)、当日=3,000円(同)。

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